皐月十日。

2020年05月10日 | 一般


今日で開院して10年が経ちました。
10歳になりました。振り返ればあっという間。ですが、1日1日はそれは苦労の連続でしたし、今も毎日は変わらず緊張の連続でなかなか気は休まりません。毛量は減るのに白髪の数が増えることが物語っております。
が、まずは一つの区切りであることは間違いありません。
診療面では、概ね開院前に思い描いた10年先と合致しており、スタッフを初めクリニックに携わってくださっている全ての方々ならびに来院していただいている患者さんには感謝の言葉しかありません。
三世代のライフステージに大きく分類し診療を行なってまいりました。
幼少期学童期においては、できる限り歯を切削することなく歯の大切さを知っていただくためフッ化物による予防を実践し、また歯並び等が原因で磨きにくい場合には歯列矯正によるお手伝いを行なってまいりました。
成人から壮年期においては、歯科保存治療専門医として、できる限り治療にて歯を抜くことなく、保存することに努めてまいりました。
高齢期においては、基礎疾患の進行や今後の介護の見込み等々、全身状態を考慮した治療を実践し、セルフメンテナンスがしやすいようにお口の中をシンプルにすることを心がけてまいりました。
どのステージにおきましても定期的な検診を実施し、予防に着目してまいりました。
こうしたことで、一定の結果が伴ってきていることを実感しています。
この結果は衛生士を中心としたスタッフの頑張り、患者さんのご協力、クリニックに連れて来られる親御さんのご協力なしにはありませんでした。
ありがとうございます。
これからこの先もずっと続けて行くべき不変のことであると考えております。
どうぞよろしくお願いいたします。

プライベートでは学生時代から胃腸が弱く、現在も厚労省が指定する難病の一つである好酸球性食道炎を患っており治療を継続しております。こちらも上手く付き合って行けたらいいなー。って考えております。まぁそれなりの年齢になればガタがくるもんだと。
身構えず気楽に行くことが次の10年の課題。
です。
長文になりました。すみません。


これまでのコメント

  1. Oっさん より:

    開院10年、まことにおめでとうございます。継続は力なりって言いますが、ほんとうに地域に根差す医療サービスを継続するってのは偉大だと思います。大いに敬意を表しますとともに慶賀します。

    私の方は今年の9月1日で満5年になります。やっと貴院の半分です。

    いまコロナウイルス騒動で大変ですね。歯科はとくに口腔内の飛沫やら粉塵やらで、気配りも大変だと思います。くれぐれもご無事で更なる十年に邁進されることを祈ります。

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